お客様の声

2026.06.30

「本質を見抜く弁護士との出会い」
──バスデイ株式会社 有馬智也代表取締役社長

■企業紹介

愛知県豊川市を拠点とするバスデイ株式会社は、1985年創業のルアーメーカー。「開発者が釣り場に立つ」を信条に、アングラー(釣り人)の実体験に基づいた製品づくりを徹底してきた。代表作「シュガーミノー」シリーズは、発売から30年以上を経てもなお進化を続け、初心者からプロアングラーまで幅広く支持されている。
2000年代には中国、ベトナムに自社工場を設立し、海外展開を加速。国内市場の成熟化を背景に、「現場発想の技術力」で世界の釣り文化に挑戦している。
代表取締役の有馬智也氏は、創業者・伊藤喜吉氏の志を受け継ぐ“現場経営者”。53歳の今も釣り場に立ち、開発者と共にルアーの動きを見極める。理念は「誰が使っても釣れる道具」。その哲学が、バスデイというブランドの根幹を支えている。

■インタビュー

――小林弁護士との出会いについて教えてください。

有馬 10年ほど前に、社内で意見の食い違いがあり、社員との信頼関係をどう立て直すか悩んでいたことがありました。紹介を受けて小林先生に相談したのが最初です。
初対面のとき、私は「あなたの仕事の本質は何ですか?」と尋ねました。すると小林先生は迷わず、「裁判に至らせないことです」と答えられた。その瞬間、この人は“本質をわかっている”と直感しました。問題を「戦うことで解決する」のではなく、「起こさないことで終わらせる」というに考えに惹かれ、即座に顧問契約をお願いしました。

――まさに有馬社長が大切にされる「本質主義」に通じる出会いですね。

有馬 ええ。私はどんな人にも肩書きではなく“軸”を見ます。小林先生は理屈よりも、人としてどうあるべきかを大切にされる方でした。初対面のときから目をまっすぐ見て、こちらの言葉を一つひとつ受け止めてくださった。会話の間にも誠実さとあたたかさがにじみ、信頼というものは肩書きではなく人柄で築かれるのだと感じました。
弁護士というより、“聞く力のある経営者”のような印象さえ受けました。初対面にもかかわらず、深く腹を割って話ができたことを今でも鮮明に覚えています。以来10年、信頼関係は一度も揺らいだことがありません。先生の言葉や態度には、どんな時も誠実さと謙虚さがありました。

現場感覚に寄り添う法務支援

――最初に依頼された業務はどのようなものでしたか。

有馬 社員とのトラブルに関する相談でした。感情のもつれが法的な対立に発展しかねない状況で、小林先生に同席していただき、法の立場から冷静に説明してもらいました。その言葉で双方が納得し、場が落ち着いた。弁護士というより、社内のファシリテーターに近い存在でした。
その後も、契約書の文言や取引条件の見直しなど、些細なことでも相談しています。トラブルの多くは、わずかな曖昧さから起こるもの。だからこそ「転ばぬ先の杖」として、予防法務の重要性を痛感しています。小林先生は、問題が起きる前に必ず「どこに潜むリスクを消せるか」を一緒に考えてくれます。結果として、社員の判断も早くなり、社内に“リスクを予防する文化”が育ちはじめました。

――まさに「日常に根づく法務」ですね。

有馬 ええ。うちは法務部を持たない中小企業です。だからこそ弁護士の知恵を日常的に取り入れることが欠かせません。小林先生の助言は、単なる条文解釈ではなく“人を動かす言葉”に置き換えて伝えてくれます。
たとえば契約書の修正をめぐって議論していたとき、先生はこう言ったんです。「法的にはどちらも通りますが、有馬さんの理念に沿うのはどちらですか」。あの一言で、経営判断の軸がクリアになりました。法務とは経営理念を映す鏡であり、判断を迷わせない“座標軸”だと実感した瞬間でした。

釣りと経営に通じる本質主義

――製品開発においても「本質」を重視されているそうですね。

有馬 はい。私たちのルアーづくりの根本は「誰が使っても釣れること」です。派手さより実釣性能を優先し、手作業による設計・試作を繰り返します。一つのルアーが完成するまでに、約50回ものテストを行う。釣り人や販売店から寄せられる小さな声を拾い上げ、改良を重ねるのです。
お客様の一投一投の体験を想像し、そこにどれだけ誠実でいられるか──それが私たちの“本質主義”です。形より中身、効率より実感。見えない努力の積み重ねが、信頼というブランドをつくります。だから、私は釣り場に赴くことを大切にしています。

――その“現場主義”は法務の姿勢にも重なりますね。

有馬 そう感じます。小林先生はいつも現場を見て判断されます。たとえば取引先との行き違いがあった際、「まず現場を見ましょう」と即座に豊川まで来てくださった。法律の話よりも先に、人の気持ちを理解しようとする。
その姿勢が、私の“釣り人魂”に通じるんです。机上でなく現場で考え、理屈よりも実際の風を感じて判断する──それこそが、真の専門家の仕事だと思います。本質とは、現場にしかない“生きた情報”の中にこそ宿るもの。お互いが現場から学ぶ姿勢を貫いているからこそ、強い信頼が築けているのだと思います。

グローバル展開を支える法務の力

――海外展開でも、法務は欠かせませんね。

有馬 はい。ベトナムに自社工場がありますが、現地の税務・労務法規は頻繁に変わり、日本とはまったく違います。以前、中国進出時に苦労した経験があり、契約書のわずかな表現が後に大きな問題を生むことを痛感しました。小林先生はその経緯を理解した上で、海外契約でも「現地の法と日本の倫理観、両方を生かす書き方をしましょう」と提案してくれます。
単に守るための法務ではなく、成長につながる法務を実践してくれる方です。法務をリスク管理の道具ではなく、企業の成長戦略の一部として使う発想は、私たちのような中小企業にこそ必要だと思います。

――まさに経営のパートナーですね。

有馬 そのとおりです。あるとき海外との取引でトラブルが発生した際、夜10時に連絡を入れたら、翌朝6時には対応策のメモが届いていました。まるで夜通しで考えてくれたようなスピード感です。しかもその提案が非常に具体的で、即実行に移せました。小林先生は「企業法務は経営の救急医です」と言いますが、まさにそのとおりでした。
中小企業は法務専任者を置けない分、危機時の初動が遅れがちです。しかし顧問弁護士がいれば、早期発見・早期治療ができる。小林先生は、経営の不調をいち早く察知し、原因から整えてくれる存在です。問題を治すだけでなく、再発防止の体質づくりまで支援してくれる。企業を生かす法務ですね。

信頼を生む「即応」と「誠実」

――有馬社長から見た小林弁護士の魅力を教えてください。

有馬 一言で言えば、「誠実で迅速な人」。計算よりも信念で動く方です。どんな相談にも即座に反応し、「すぐ行きます」と言って本当に来てくださる。あるとき、取引先とのトラブルで私が困っていた夜、30分後には先生が会社に到着していました。書面の準備も早く、状況に応じて最適な落としどころをその場で示してくれる。そのスピードと温度の高さには、毎回感動します。誠実さとは、言葉より先に行動で示すこと──先生はまさにその体現者です。
また、先生はけっして偉そうにしません。誰にでも同じ目線で接し、社員一人ひとりの意見を丁寧に聞いてくださる。相談後には必ず「今日はお時間いただいてありがとうございました」とメールが届く。忙しいはずなのに、そうした一つひとつの気遣いを欠かさない。相手を立て、心をほぐす優しさが自然ににじみ出ている。だから社員たちも「先生にまた会いたい」と言うんです。

――人として信頼できる弁護士、ですね。

有馬 ええ。小林先生は、法を扱う人でありながら、誰よりも“人情”を大事にされる。社員の家族の悩みや地域の相談にも耳を傾け、必要なら他の士業につなげてくださる。人の痛みを自分のことのように受け止め、言葉だけでなく、行動で寄り添う方です。
弁護士というより“人を支える専門家”。小林先生を見ていると、「法律とは人を幸せにするための道具なんだ」と気づかされます。まさに、武士のように信義を貫く弁護士です。刀を抜けば鋭いが、普段は平和を守るために研ぎ澄ませている。その姿に、私も商人としての誇りを重ねています。

■「本質」を共有する経営パートナー

創業40年を数える老舗ルアーメーカーであるバスデイ株式会社は「誰が使っても釣れるルアー」を追求する現場主義の企業。有馬智也社長は、「本質を見抜く力こそ経営の根幹」と語ります。その視点を最も理解し、共に歩む存在が小林大悟弁護士です。
「裁判に至らせない」「法を経営の羅針盤にする」──小林弁護士の信条は、バスデイの“釣りの哲学”と深く共鳴しています。経営者が安心して挑戦できる環境を整えることこそ、法務の真価であり、弁護士の使命といえるでしょう。
有馬社長にとって小林弁護士は、単なる顧問ではなく、共に未来を描く信頼のパートナーといえるでしょう。両者の関係は、契約という枠を超え、「人としての誠実さ」と「本質を見抜く力」で結ばれています。その信頼が、バスデイの次の挑戦を支える確かな礎になっているのです。

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