■企業紹介
愛知県豊橋市忠興に本社を置く中野商会株式会社は、「信頼を乗せ、道の先の未来へ。」をスローガンに、大型トラック・特殊車両などを45台保有し、東海・関東圏を中心に展開。冷凍・冷蔵食品輸送を主力とする物流事業を営んでいる。社訓は「謙虚・誠実・感謝」。安全・確実・迅速な輸送を徹底し、食品メーカーや卸売業者から厚い信頼を得てきた。創業以来、「人が資産」との信念のもと、Gマーク取得や安全衛生マネジメント導入、最新車両の導入や資格取得支援など、人材育成にも注力している。
近年、物流業界は人材不足、燃料高騰、脱炭素対応、法改正など課題が山積している。運送契約の不備や下請法違反、労働時間規制、事故賠償責任など多様な法的リスクが経営を圧迫している。
こうした環境下で同社は、企業法務を経営戦略の柱に据え、顧問弁護士と連携しながら契約・労務・安全・知財までを統合管理。予防法務でリスクを未然に防ぎ、戦略法務で新たな挑戦を支える体制を整えている。法務を未来志向の経営戦略と位置づけ、信頼と成長を両立する企業モデルの確立を目指している。
■インタビュー
――小林弁護士との出会いは、どのような経緯だったのでしょうか。
中野 最初は本当に偶然でした。5〜6年前、車両メーカーとのトラブルをきっかけに書類が届き、これは自分だけでは手に負えないと感じたことがありました。
フェリーで移動中にスマホで「豊橋 最強 弁護士」と検索したら、小林先生の顔が出てきた(笑)。その直感で電話をしたら、翌日には本当に会社に来てくれた。黒塗りのベンツで現れて、第一印象は“只者ではない”というものでした。
初対面から2時間、みっちりと話しました。話題の半分は法律ではなく経営でした。会社の未来、社員の人生、そして私自身の生き方。法律の枠を超えた対話を重ねるうちに、「この人は経営の“現場”を理解している」と感じました。
――第一印象で惹かれた理由は?
中野 弁護士というより、経営者の感覚を持っていたことです。年齢も一つ上で世代も近く、話のテンポが合う。頭の中だけで理屈を言うのではなく、現場の温度を知っている。初めて会ったその日から、私は「この人なら任せられる」と思いました。
あの2時間は、いま思えば転機でした。法律相談したつもりが、心の整理をしてもらっていました。私の“経営の羅針盤”は、あのときから小林先生になったのだと思います。
経営者の孤独に寄り添う伴走者
――顧問契約を結ばれてから、どんな支援を受けてこられましたか。
中野 最初は「予防法務」からでした。契約書のチェック、就業規則の整備、取引条件の明文化。物流業界はスピード重視で、つい口約束が先行しがちなんです。小林先生は「社長、法務は経営の安全装置です」と言って、一文ずつ丁寧に見直してくれました。結果、トラブルが減り、取引先の信頼が格段に上がりました。
小林先生の助言は法律にとどまらず、“経営の哲学”のようです。「契約とは、会社の人格を映す鏡ですよ」と言われたとき、ハッとしました。法務とは、信頼を形にする作業なのだと腹落ちしたのです。
――臨床法務としての支援もあったそうですね。
中野 ありました。取引先との支払い紛争のとき、私は感情的になってしまったんです。すると小林先生は静かに「社長、怒りは判断を曇らせます。理で語りましょう」と。相手の立場まで整理して、双方が納得できる解決策を導き出してくれました。結果、訴訟にせず和解に至り、関係も続いています。あの冷静な判断力には救われました。
経営者は常に孤独を抱えています。社員にも家族にも言えない悩みがあるものです。そんなとき、小林先生は“法”ではなく“人”として寄り添ってくれる。弁護士というより、経営の主治医であり、心のカウンセラーです。
法務を“未来を拓く武器”に変える
――中野商会では、経営戦略にも法務を組み込んでおられますね。
中野 はい。今、物流業界は2025年の「改正物流適正化法(通称トラック新法)」で大きく動いています。適正運賃を守らなければ許可更新ができず、業界全体の再編が始まっています。私は銀行6行と連携して事業再構築を進めていますが、その根底には小林先生の法的サポートがあります。
――どのような助言を?
中野 M&A、事業承継、資金スキームの法的設計など、すべての意思決定に先生が関わってくれています。単に“防御”ではなく、“未来を拓く法務”を実践してくれる。「法を盾にするな、道具として使え」と言われたのが印象的でした。契約を戦略に変え、リスクを抑えつつチャンスを拡げる。その姿勢にいつも刺激を受けます。近年は協力会社との包括契約の整備にも小林先生に関わってもらい、現場の変化を法的視点から支える体制も進化を遂げています。
――経営観に変化はありましたか。
中野 大きく変わりました。以前は法務をコストだと思っていましたが、いまは未来への投資だと捉えています。たとえば、新事業や新車両導入を検討するとき、先生は法的観点からだけでなく、事業性・採算・人材への影響まで見て助言してくれる。まるで経営参謀のようです。
法律が会社を守るだけでなく、経営を加速させる。そう教えてくれたのは、小林先生です。先生と出会ってから、私は挑戦を恐れなくなりました。
信頼を支えるのは“人間力”
――小林弁護士の人柄について教えてください。
中野 一言でいえば「人間くさい人」です。完璧ではないところがいい。真面目な話のあとに、ふっと笑わせてくれます。重たい案件のときほど、必ず心に余裕をくれる。そういう人なんです。
小林先生はいつも全力で、夜でも休日でも連絡が取れる。こちらが恐縮するほど真摯です。あるとき、夜遅くに「社長、あの件の判例をもう一度確認しました」と電話があって、書店にいるというんですよ(笑)。その熱意に嘘がない。誰よりも努力し、誰よりも人を大切にする人です。
――率直に言い合える関係なのですね。
中野 はい。私は思ったことをすぐ言うタイプです。ときには強く言ってしまうこともありますが、小林先生は受け止めてくれ、冷静に論理で返してくれます。でも、感情を否定しない。人の気持ちに寄り添った上で理屈を語るから、納得できるんです。
先生とは何でも話せます。仕事だけでなく、家族の話や人生観まで。互いに弱みを見せられる関係です。弁護士と顧問先という枠を超えた“同志”のような絆があります。私は何度も、「この人がいてくれて良かった」と思いました。経営の荒波の中で、先生の存在は“錨”のような揺るがぬ拠りどころ。信頼というより、“人生の伴走者”ですね。
法務が導く未来への羅針盤
――今後の目標や展望をお聞かせください。
中野 物流業は社会の血流です。だから止めてはいけません。中野商会は「安全・信頼・持続可能」を軸に、地域のライフラインを守り続けます。そのためには、法務を経営の中心に置くことが欠かせません。
小林先生は、単に契約書を作成する弁護士ではありません。経営者の志に共感し、未来を一緒に描くパートナーです。リスクを減らすだけでなく、「挑戦の裏付けをつくる」のが小林先生の法務。だからこそ私は、どんな経営者にも小林先生を推薦します。
――その理由を、もう少し詳しく。
中野 小林先生は、誰よりも経営者の“心の温度”をわかっている。法で人を裁くのではなく、法で人を支える。トラブルの中に学びを見出し、経営の糧に変える。その姿勢はまさに“経営の羅針盤”です。
法務の相談は、会社の命を預けることと同じです。だからこそ、人柄と信頼がすべて。私は、自信を持って言えます。「もし、あなたの会社を守る弁護士を探すなら、小林先生を選んでほしい」と。なぜなら、彼は“法を超えて、人を守る弁護士”だからです。
■信頼が経営を支え、法務が未来を拓く
中野社長が語る小林弁護士との関係は、単なる顧問契約を超えた、経営の羅針盤を共に握る「信頼のパートナーシップ」です。両者の対話は、法務を現状対応にとどまらず未来志向へと進化させ、予防・臨床・戦略という三本柱が企業の成長を支える力であることを教えてくれます。
小林弁護士は、トラブルを裁くためではなく、未来を共に設計するために法務を用いる人。経営者の孤独に寄り添い、ときにブレーキをかけ、ときにエンジンを押す存在です。中野社長は「法務とは経営力そのもの」と語り、法務を企業文化として根づかせました。
物流という社会インフラを担う中野商会にとって、法務はリスク回避の道具ではなく、信頼を積み重ねる経営の言語です。法を恐れず、法を活かす姿勢こそが、変化の時代を生き抜く中小企業の新しい競争力です。信頼の絆が経営を支え、法務が未来を拓く――その歩みは、地域に根ざした“人間味ある経営”の理想形を示しています。





